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露出の調節


35 mm カメラの制御部の写真 一眼レフ カメラには、ボタンを使って露出を電子的に設定するものが多くなってきました。設定した数値は液晶パネルに表示されます。

撮影者:Gary Whelpley

露出の調節が可能なカメラでは、フィルムに届く光の量をシャッター スピードと絞り(アパーチュア、F /値ともいう)の 2 つで調節します。この 2 つを正確に設定すれば、露出の適正な写真が撮れます。マニュアル カメラの場合、露出が適正に設定されたことが露出計に示されるまで、シャッター スピードと絞りを調整します。

一方、オート カメラの場合、(最適な露出設定を決めておくと)シャッター スピードと絞りが自動的に調整されます。また、フィルムの DX コードの認識機能を備えたタイプならば、フィルム感度まで自動で設定してくれます。

写真のイメージを自在にコントロールするためには、シャッター スピードと絞りが自動的に設定されるタイプであっても、また内蔵の露出計の数値をもとに手動で設定するタイプであっても、シャッター スピードや絞りの基本的なしくみを理解しておく必要があります。シャッター スピードは、フィルムが光に露出される時間を調節するためのものです。1、2、4、8、15、30、60、125、250、500、1000、2000 といった数字で表されます。この数字は、ダイヤルに目盛が刻まれているか、カメラ上部の液晶パネルまたはファインダーの中に表示されます。上に挙げた値が全部そろっていないカメラもあります。数字は何分の 1 秒であるかを表しており、それぞれ 1/2 秒、1/4 秒、1/8 秒、1/15 秒 (以下同様) ということになります。B に設定にするとバルブ露光となり、シャッター ボタンを押している間シャッターが開いたままになります。 最新のカメラには、より正確なバルブ露光を行うため、シャッター スピードを最大数分間まで電子的に指定できるものもあります。

f ナンバー(絞り値)とそれに対応する絞りの大きさ
絞りは F ナンバー(絞り値)で表します。F ナンバー(絞り値)が大きくなるほど、絞りは小さくなります。絞り目盛に刻まれている数字を 1 目盛り分大きくするごとに、光の量は半分になります。逆に、絞りの大きさを一段階上げるごとに、レンズを通る光は 2 倍になります。レンズによっては、最大絞りで通される光の量が、一段階小さい絞りのちょうど 2 倍にはならないものもあります。また、露出を微妙に変更するために、目盛りと目盛りの間に設定することもできます。上の図は、F ナンバー(絞り値)の設定によって絞りがどのように変わるかを表したものです。
シャッター スピードを 2 倍の速さ、たとえば 1/60 秒から 1/125 秒に変更すると、光がフィルムに当たる時間は半分になります。したがって、フィルムに届く光の量は半分になります。シャッターの開いている時間を 2 倍の長さになるように、たとえば 1/60 秒から 1/30 秒にシャッター スピードを変更すると、フィルムに当たる光の量は 2 倍になります。

フィルムに届く光の量を調節するもう一つの要素は、絞りの大きさです。絞りの大きさは F ナンバー(絞り値)で表されます。 2、2.8、4、5.6、8、11、16、22 などの数字で、レンズに目盛りが刻まれているか、液晶パネルに表示されているのがそれです。一番小さい F ナンバー(絞り値)は、そのカメラの最大絞りを示します。 逆に、一番大きい F ナンバー(絞り値)は最小絞りです。

絞りを次の大きさに変更するには、レンズの絞りを 1 目盛り分調整します。1 目盛り大きな設定、たとえば F /11 から F /8 に変更した場合、レンズ開口部の大きさが 2 倍になるので、2 倍の光でフィルムを露光することになります。また、絞りを 1 目盛り小さい絞りに、たとえば F /11 から F /16 に変更すれば、光は半分に減少します。

カメラ市場では、自動露出カメラが主流になってきています。センサーやマイクロプロセッサによって、適正露出が計算されるだけでなく、設定まで自動的にしてくれるようになりました。シャッター ボタンを押した瞬間に、シャッター スピードと絞りが自動設定されます。フィルム自体から反射する光を測定することにより、露出している間にこれらの設定を微調整できるものさえあります。

F ナンバー(絞り値)とシャッター スピードの関係を示す図
各列の上の方の値に設定するほど、フィルムに露出される光の量が増えます。一方の設定値を上げた場合、同じライティング条件下で露出を変更したくないならば、もう一方の設定値を下げなければなりません。たとえば、適正露出を 1/125 秒の F/8 に設定したとします。速い動きを撮るために、シャッター スピードを 1/250 に変更したいが露出は変えたくないという場合には、絞りを F/5.6 に変更する必要があります。速い動きを撮る必要がなく被写界深度を深くしたいという場合は、1/60 秒の F/11 に設定すれば同じ露出が得られます。

F ナンバーとシャッター スピードの最適な組み合せを選択する方法については、「ガイドライン」を参照してください。


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