2019年11月15日
コダック ジャパン
[リリースNo.19-13GC]
コダック、主力製品が好調、第3四半期の売上3億1,500万ドルを報告
米国ニューヨーク州ロチェスター、2019年11月7日(木)発
イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)が2019年度第3四半期(9月期)の決算報告を行い、純損失が500万ドル、売上は3億1,500万ドルを達成したことを報告しました。主力の印刷関連およびフィルム製品分野が成長しています。
第3四半期の業績概要
コダックExecutive Chairmanのジム・コンティネンザは、次のように述べています。
「当社の主力である印刷関連およびフィルム事業において、業界最高レベルの技術を顧客に提供することに引き続き注力していきます。2020年を見据えて、収益性の高い売上の増加、スマートな投資、および不要な支出の削減を通して現金を創出していくことに焦点を当てていきます。」
当期売上は前年同期比で約1,400万ドル減少しました。当期末の現金残高は、前期の1億9,800万ドルから2,700万ドル増の2億2,500万ドルでした。これには中国厦門(アモイ)市のコダックのオフセットプリンティングプレート工場に関連する資産を売却目的保有資産として計上したことによる調整が含まれています。当期売上および当期営業活動EBITDAには、Lucky HuaGuang Graphics Co., Ltd.との取引に関する1,300万ドルのライセンス収入が含まれています。
コダックCFO(最高財務責任者)のデビッド ブルウィンクルは、次のように述べています。「年初に完了した取引における利息費用を大幅に削減したことにより、財務状況を強化しました。現在までにSONORAプロセスフリープレート事業、PROSPERインクジェットプラットフォームの消耗品・サービス、およびフィルム事業は好調です。現金創出の目的達成のため、この成功を拡大し、費用効率をさらに向上させていく計画です。」
2019/Q3と2018/Q3の売上と営業活動EBITDAの比較
(単位:100万ドル)
2019/Q3実績 | PSD | EISD | KSD | BFID | AM3D | EBPD | コダック合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
売上 | 213 | 29 | 14 | 56 | 1 | 2 | 315 |
営業活動EBITDA* | 20 | -3 | 2 | -1 | -4 | - | 14 |
2018/Q3実績 | PSD | EISD | KSD | BFID | AM3D | EBPD | コダック合計 |
売上 | 217 | 39 | 15 | 54 | 1 | 3 | 329 |
営業活動EBITDA* | 11 | 2 | 1 | -3 | -2 | - | 9 |
2019/Q3と2018/Q3の実績比較:+/- | PSD | EISD | KSD | BFID | AM3D | EBPD | コダック合計 |
売上 | -4 | -10 | -1 | 2 | - | -1 | -14 |
営業活動EBITDA* | 9 | -5 | 1 | 2 | -2 | - | 5 |
2019/Q3の為替インパクト**を除いた実質ベース実績と2018/Q3実績の比較:+/- | PSD | EISD | KSD | BFID | AM3D | EBPD | コダック合計 |
売上 | -1 | -10 | - | 3 | - | -1 | -9 |
営業活動EBITDA* | 8 | -5 | 1 | 2 | -2 | - | 4 |
*全部門合計の営業活動EBITDAは、一般会計原則ベースの財務指標ではありません。一般会計原則ベースとそうでない指標の突き合わせにつきましては、このプレスリリースの添付Aを参照してください。
**為替インパクトは、2019年9月30日までの3ヶ月間の実際の外為レートではなく、2018年9月30日までの3ヶ月間の平均外為レートに基づく2019年の為替インパクトです。
※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より2019年11月7日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。